米メディア「NBCロサンゼルス」によれば、23日までに、ドジャースの大谷翔平投手（29）の元通訳である水原一平氏（39）が、卒業したとされる大学に在籍した記録がないことが報じられました。
同メディアは水原氏を「ロサンゼルス・ドジャースのスーパースター、大谷翔平の元通訳者で、ダイヤモンド・バーに長年居住し、米国と日本の両方で数多くのプロスポーツ選手の通訳を務めた」と報じています。しかしながら、違法スポーツ賭博の疑いが浮上し、大谷の銀行口座から現金が送金された可能性が指摘され、「大谷のクリーンなイメージを傷つける可能性がある」と述べています。
さらに、水原氏が90年代初頭に米国に移住したことが伝えられ、「一部の報道では水原氏がカリフォルニア大学リバーサイド校を卒業したとされているが、同大学の広報担当者は、水原氏が同校に在籍した記録はない」と報じられました。
米ESPNによると、水原氏は大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル（約6億7500万円）が送金された疑いがあります。水原氏は、最初は大谷が自身の借金の返済を行ったと語りましたが、翌日にはその発言を撤回しました。また、開幕戦後のクラブハウスで、選手らの前で自身がギャンブル依存症であることを告白しました。彼はこのような報道が出ること、そしてその全てが自身の責任であることを認めています。
スポーツ賭博は米国の約40州で合法化されていますが、カリフォルニア州では違法です。
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